「両親の恩に感謝し、故郷に恩返しを」、この思いを抱いた世聯倉運の創設者である董事長・黄仁安の寄付により、1998年に財団法人世聯倉運文教基金会が創立されました。地域の住民、コミュニティー、環境、産業を中心として、政府の資源を結び付けて、文化・教育関連の公共福祉、環境保護及び産業発展事業を共同で推進しています。実践的な行動を通じて、世聯倉運の「社会に返報、地球に返報を」という経営理念を一歩一歩着実に実行しています。
基金会設立後は、まず企業経営と照らし合わせて、「コンプライアンス優先」の原則を理解し、所轄機関の規範を遵守し、定款を定めて行動の基準としています。設立当初は、資金が限られていたため、主な業務は地元の学校や地域社会、NPO組織への少額の寄付を中心に、学校のイベント、音楽会、スポーツイベントのサポートなどをおこなっていました。また、緊急救援寄付、災害救援など、個別のケースを対象にしたものもあります。このほかに、優秀な学生や地元の芸術文化クリエイターへの褒賞授与、文学や歴史、地理関連の出版物、芸術文化活動へと賛助などもおこなってきました。
その後、企業運営が徐々に軌道に乗るのに伴い、黄仁安も個人名義で次々と現金及び会社の株式を寄付し、基金会の運営資金の規模を拡大するべく、定款の段階的改訂をおこない、事業範囲を拡大してきました。台湾の主体性を確立し台湾の深耕を重視するという前提のもと、教育、文化、芸術関連のテーマを主軸として、マイノリティへの配慮、地域の発展、自然環境保全、貧困・疾病の緊急救済、人道的平和、人権保障、社会正義、国際友好交流、防災及びリスク管理などの面で、力の及ぶ限り全面的に社会公益事業に力を注いでいます。
黄仁安は、基金会の存在は、現代の世代の社会に対する基金会の責任と理念を象徴しており、また次世代とのコミュニケーションの架け橋でもあり、全ての成果は次世代への資産として残されるとしています。未来を前に、基金会は初心をもとに、上面の活動ではない苦しむ人を救うためのことをしていきます。困難を恐れず、社会における前向きな価値を果敢に促進するために努力します。将来的に、基金会は社会の変化にも適応しながら、より豊かで多様な形態を通じて文化・教育関連の公益事業に注力し続けるでしょう。
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